月別: 2020年9月

ブラックジャック完全マスターのため知っておくこと

オンラインカジノにおけるブラックジャックの遊び方は、とてもシンプルで、プレイヤーとディーラーが一対一で勝負し、手持ちのカードが「21」により近い方が勝ちとなるゲームです。
オンラインカジノ初心者の人でブラックジャックをやってみようと思うかたは、絶対覚えておかなければならないルールも、存在します。
ザックリ分けると、「ディーラーの行動を規制しているルール」と「プレイヤーが選択できる行動のルール」です。
今回は、これらのルールを、簡単に復習していこうと思います。

ディーラーの行動を縛るルールとは?

ディーラーの行動を縛るルールとは

まずは、ブラックジャックの対戦相手、ディーラー側に定められたルールについてみていきます。
大きく分けると3つありますが、まずは2つお伝えします。

1.ディーラーは自分の手持ちのカードの合計が「17」以上になるまで、
カードをヒットし続けなければならない。
引き続ける。
2.ディーラーは自分の手持ちカードの合計が「17」以上になったら、
これ以上カードを引かずステイしなければならない。

まずは、この2つを覚えておきましょう。
上記のルールから「ディーラーは、このルールに沿ってのみ実行され、ディーラーに意思はない」ということが分かるはずです。
ブラックジャック初心者の方は、ディーラーとの一対一の勝負と聞くと
「いきなりプロとの勝負は不安。」
「経験値が違いすぎて勝てない。」
そう思われる方がいるかもしれませんが、安心してください。
ディーラーは自らの意思でヒット・ステイの行動はとれず、ディーラーは人によって、強いも弱いもないのです。

私たちプレイヤーは、もちろん自分で考え、様々な可能性を探り、自らの判断で行動できるため、ディーラーと比べ、かなり優遇されているように見えますが、もう一つのルールは、ディーラー側に有利なものが決められています。
それは、「ディーラーとプレイヤーが双方バーストした時、ディーラーの勝ち」になるというものです。
「22」以上のどの数字でバーストしても、引き分けではなく、必ずディーラーの勝ち、プレイヤーの負けになる、というルールがあるのです。
これら3つのルールは、ブラックジャックで勝ちたいなら、必ず覚えておこう。

プレイヤーが選ぶ戦略オプションとは

プレイヤーが選ぶ戦略オプションとは

次は、プレイヤー側のルール、ゲーム中に選択できる戦略的オプションについて、まずは、最も代表的なものを2つご紹介します。

「ダブルダウン(Double Down)」

ダブルダウンとは、プレイヤーにカードが2枚配られた最初の段階で、選ぶことができるオプションの一つです。
手元に2枚のカードがある状況で、「この後1回しかヒットしないので、今の賭け金を2倍する。」
という効果があります。
このダブルダウンという戦術は、もちろん勝てば掛け金も倍なのでメリットも大きいですが、負けた時のデメリットも大きいリスクの高い手でもあります。

では、どのタイミングで攻めればよいのかというと、相手の手札が弱く、かつ、自分の手札も強いとき。
具体的に例を挙げると、自分の手元のカードの合計が「9」以上の場合や、「A」をもっている時で、ディーラーの表になっているカード(アップカード)が「2」~「6」のような弱いカード(先述の通り、ディーラーは、合計「17」以上になるまでヒットし続けなければならないため、これらの手札の場合、手札が3枚以上になることが確実で、バーストする確率が高くなるため、「弱い」と判断)の場合に使えると、とても効果的です。

「スプリット(Split)」

スプリットも、先ほどのダブルダウンと一緒で、手元に2枚のカードが配られた状態で使うことのできるオプションです。
「手元に配られた2枚のカードが同じ数字だった場合、そのカードを二分して、それぞれ独立した手札としてプレイすること」ができるようになります。
そのため、スプリットを使うと、この分割したカードそれぞれに、新しいカードが1枚ずつ配られていきます。
ダブルダウンとは違い、「一度スプリットした後に1回しかヒットしてはいけない」という縛りはないので、通常通りそれぞれの手札でゲームを続けることが可能です。

スプリットの賭け方は、「初めに支払った賭け金と同額」を2つに分けた方にも賭ける必要があります。
もし、50ドルベットしていたなら、もう50ドル追加でベットすることになります。
しかし、ダブルダウンのように、掛け金が倍になるわけではなく、一度のゲームで二回分のゲームをプレイするという感覚です。

一般的に、スプリットする良いタイミングが2つあります。それは、「8」が2枚そろった場合と、「A」が2枚そろった場合です。
理由は異なるのですが、簡単に説明すると、「A」の場合は、スプリットを選択すれば、「勝つ確率をより上げられるから」で、「8」の場合は、「弱い手を強くするため」です。

最後に

最後に

ブラックジャックのデッキの中には、「10」とカウントするカード(「10」「J」「Q」「K」)が最も多く存在するため、単純計算、確率的に「10」を引く確率がどの数字よりも高くなっています。
そして、1枚目に「A」が揃った場合、ブラックジャックにある確率が最も高く、そしてその手札が2枚あり、もっとも勝つ確率の高い手を複数もった状態で勝負できる、というのが理由です。
また「8」が2枚揃った場合、手札の合計は「16」です。
ここで考えなければならないのが、ディーラーの絶対的ルールです。
ディーラーは、手札が「17」以上になるまで、ヒットし続けます。
という事は、もちろん相手がバーストしてこちらが勝つ、という事も考えられますが、「どちらがより21に近いか?」という勝負になった場合、「16」では100%勝つことが出来なくなる、かつ、バーストしてしまう確率も高い、いわゆる「弱い手」になってしまうのです。

そのため、手札を2つに分けて、「8」ずつで仕切り直して勝負した方が、勝てる確率を上げることが出来るという訳です。
他にもいくつかオプションはありますが、まずはこの2つを効果的に使うタイミングを繰り返し練習していきましょう。